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DSMXの落とし穴

2020年02月02日
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Trouble shooting
DSC09723.jpg

最近、5インチなど飛ばし始めた一方で約1年ぶりに1S Toothpick熱が再燃しています。きっかけは上の画像右側の機体。実はTinyhawk Freestyleのモーターが余っていたので再利用しようとしていたのですが、これマウント部が3穴なんですよね。このクラスで3穴のフレームというのが案外少なくて、ようやく探し出した…というか教えてもらったフレームをXT-XINTEで注文したものの一向に発送になりません。催促してやっと発送になったと思ったらなぜかトルコを経由するルート…。過去の経験から言うとこれは一ヶ月は余裕でかかるパターンです。

辛抱たまらずBetaFPVのHX100SEのフレームが3穴であることを発見し、ちょっとお高いもののAmazonで注文。国内在庫のPrimeだったので翌日には届きました。XTとえらい違い。

ところが見てみると3穴には違いないのですがホールサイズがM1.4用。THFSのモーター側はM2です…。/(^o^)\

仕方が無いのでどこのご家庭にも転がっている0803の15000KVモーターと、大安売りに釣られて必要も無いのにポチったもののそのまま放置していたCrazybee F4 ProのDSMXバージョンでちゃちゃっと1機組んだのでした。

で、久々のDSMXでバインドにちょっと苦労したものの、室内ホバリングテストまでは問題なく済みました。そこで庭に持ち出してAirで飛ばしてみたのですが…操舵への反応が異様にトロい。レート設定はいつも通りだし、FCは最も数多く使ってるCrazybeeだし…なんだこれ?

とりあえずレート設定を弄ってみようと言うことで、こんな極端な設定にしてみたところ、ロール、ピッチ、ヨーへの反応は確かに改善したのですがスロットルは弄れずどうにもならない。

2020-01-18 (2)

なんでやろ…とmixiで質問してみたところ、なんと即答で解決策が。

DSMXはスティックのレンジ設定がFrSkyより狭いので、これを使うときは RX Range というパラメータをスティックの最低・最高値に合わせて変更する必要があるのだそうです。早速チェックしてみると…。

2020-01-18.png

おー、ホントだ! FrSkyならここは1000未満~2000以上になるところがミニマム1156~マキシマム1844とかになっていました。つまりスティックトラベルの両端15%が使えていないと言うことで、しかもそこはカーブがきつい領域ですから動きがトロいのも当たり前ですね。

このへんの罠の存在がDSMXバージョンが叩き売りされてしまう所以なのでしょう。

さっそくCLIコマンドで rx range を合わせてやります。

# rxrange
rxrange 0 1156 1843
rxrange 1 1156 1843
rxrange 2 1156 1843
rxrange 3 1156 1843

で save ッターン!

では早速飛ばしてみましょう。


1Sとは思えない素晴らしい飛びです! 掌クルーw

絶対的なパワーこそありませんが、大きめのループもこなしますし、軽くて静かですばしこい。ファームをEmuflightにしたおかげでとても滑らかで操縦しやすくなっています。

あまりにも気に入ってしまったので欲が出て、これまた使う予定もないのにポチってしまったCrazybee F4 Lite(そう、Mobula 6に使われているVTX内蔵のアレです)を使ってさらなる軽量機をでっち上げようと画策中です。1STP機増殖の悪寒…w

なおこの機体のレシピはこんな感じです。
Frame : Betafpv HX100SE
FC : Crazybee F4 Pro V2.0 DSMX
Motot : Happymodel 0803 15000KV
Propella : LADAC 65mm 2 blades
Camera & Canopy : Betafpv C01 Pro
VTX : Eachine Nano VTX
Battery : GNB 1S 300mAh / GNB 1S 450mAh

ということで、本日は以上!



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TonsukeFC2
Posted by TonsukeFC2
空撮ドローンからはじめて約2年、Whoopを経ていまはフリースタイルにはまってます。ラジコン少年でしたが当時は全てが高価だったのに、いまはプロポをはじめびっくりするほど安くなっていて、つい色々ポチってしまいます…。

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